あの子はまだノビノビ描いてるだろうか?

何年か前、建築のお披露目会、オープンハウスなるものに参加させて頂いた時に、ものすごく絵の上手い小学生と出会いました。(イラストのワークショップでは、上手い下手は一切扱いません。とはいえ、うまっ、と口からこぼれる事は多々あります〜(大汗)。) そのオープンハウスにお父様と一緒に来ていた女の子がぱらりと見せてくれたノートには、鉛筆書きの四つ足の魔法の国にでも出てきそうな空飛ぶ獣や、さまざまな想像上の生き物がほんとうに活き活きと描かれておりました。あらゆる角度から描かれたその獣は、とてもうつくしく。 しっかりと、大地に降り立っています。空間が感じられ、大地も掴んでいるその立ち姿です。

思わず、「うまっっっっ!!!めちゃめちゃうまいやん!?」(うらやまし過ぎ。こんだけ小学生で画力があるの何でも描けそうじゃん。(T T) )と絶句するぐんじょうに、

「へ?これが?」ああ、こともなげに言い、ぱらぱらと他のページも見せてくれます。

でも、先日その子のお父様にお会いしたとき、娘さん、元気にしてます?今も絵描いてるんですか?と聞くと、描いていない、との事。 私はその子がいっぱい描いて、別の世界を作り出して欲しいなあと思っていたので、少々残念に思いました。こちらの勝手な一方的なノゾミですが、、、ああ、もったいない。持たない人から見ると、とんでもない才でも、本人が望まなければ、ただの紙くずどうぜんなのかも知れません。(そういっちゃおしまいですが)

また何かのきっかけで、ものを作り出すことに楽しさを見いだしてほしいものです。また彼女と会えた時に、応援する側でありたいと思います。

堂々と、らくがきを、する。

ふむ、これに尽きる気がします。これが出来れば何もいらんかもしれません。
「堂々とらくがきをする。」です。これが「ぐんじょうあえんイラストワークショップ」の目指すところでしょうか。そして、同じく、私の目指す所かもしれません。

さて、個人の話になりますが、今でもよく覚えているのが、父親に描いてもらった、ぶたの絵、です。これは時々、ワークショップなどでもお話をさせて頂いておりますので、聞いた事のある方はご勘弁を。

確か小学3年生のころだったかと思います。そのころの自分は、一気に線を引く、というよりも、こわごわ線を重ねて形にしていく、シャッシャ描き、というものを鉛筆でしていた様に覚えています。下手と言われるのはやっぱりイヤで、あたりはずれなく、どうにか形の出来て行く安全策である、しゃっしゃ描きです。絵を描くのは嫌いではなかったと思いますが、別段大げさな紙にかく訳でもなく、日々、ノートに走り書きをする感じだったかと思います。そんな時、父親に、何かを描いてくれ、とわたしはねだった、のだと思うのです。

父親は、サインペン片手に、さっさかさ〜と何かを描きました。ぱぱぱっぱ〜です、一気です。 

ちっとも写実的ではありませんし、うまい、わけでもありません。見るとそれはぶたのようなもの、でした。でも、群青は、ほれぼれしたわけです。その迷いなき堂々としたペン運びに。群青にとっては衝撃的な瞬間でした。 いじいじとシャッシャ描きをしていた自分をほんとに恥ずかしく思いました。そんなに堂々とした迷い泣きペン運び、が、憧れのイメージとして刷り込まれました。

そこからがスタートだった、とは言いませんが、今やっていることをたどっていくと、そこが原点なのかなあ、と感じる訳です。迷いなく、線が描ければ他には何もいらんといいますか。絵に関して言いますと、そこに辿り着く為に日々鍛錬(?)しているという風に思います。

変わらなきゃ。イラストコミュニケーション研修

ちょっと変わった社員研修 イラストコミュニケーション研修の様子

1月の下旬、IT情報処理システム開発企業様の、社員研修の中で、約100分を頂戴し、開催させていただきました、イラストコミュニケーション研修。 昨年の夏にも、同社様の社員研修でトライアル的に行わせて頂いたのですが、幹部の方が見ておられ、”これは面白い事が出来そう、きっと誰でもみんなイラスト(絵)って描けるんだと思いましたよ。 ” と閃かれたとの事。

イラストをいずれは自社内はもちろん、クライアント様とのコミュニケーションのきっかけとしたい、というのが再依頼の理由でした。
最初はトライアル的に行わせて頂きましたが、担当幹部の方や社長様とのお話、毎月一回の勉強会、その他ご縁のあった方の開催する会などに何度も足を運ばせて頂く事で、さらにK社様の動きも知らず知らずに理解する事が出来、現在は会社の事業内容やコンセプト、計画にあわせて提案させて頂く、オリジナルな社員研修に変わって来ています。

先日の参加者は、絵なんて小学校の時以来書いた事がない、近頃はキーボードを打つ事で事足りるので文字を書く事もほとんどなくなったとおっしゃる方ばかり。受講して下さった方全員が、この100分の研修に価値があったと答えて下さいました。 たかがイラスト。されどイラスト。

研修で得た事を明確にする為に、振り返り、書き出し、声に出して発表する・・・。今回は、そんな時間をK社様が別枠で作って下さいました。そのため、受講した社員の方々も納得出来、周り(他の社員の方々)にもメッセージが伝わったのではないかと思います。本日K社様に伺いましたが、気のせいか、今回の研修により社内が活気づいた、さらに明るくなった様な、そんな感がありました。  

 

群青亜鉛の新しいブログです。

こんにちは、イラストレーター群青亜鉛のビジネスブログです。楽天で2004年よりブログを開設しておりましたが、今後、徐々にこちらに移行していく予定です。
移転作業は全て完了しておらず、楽天はまだしばらくは続ける予定ですが、よろしくお願いいたします。

移転後の記事にコメントが出来なかったり、リンク先がところどころ旧ブログ(楽天)に繋がってしまいます。気がつく範囲で修正していきますので、ご容赦ください。

そして、以前のブログで頂いた折角のコメントが移転できないままになっています。書き込み頂いた皆様には申し訳ありません。お許し下さい。

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